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HOME全清連NEWSトップ>第67号 平成25年(2013年)5月8日
奇数月発行 全清連NEWS

ニュース 67号 平成25年(2013年)5月8

役員改選で三井崇裕会長を再選

全清連第4回定時社員総会で事業計画決議
一般社団法人全国清掃事業連合会は4月19日、東京・千代田区の如水会館で第4回定時社員総会を開催し、平成25年度事業計画案、収支予算案等を審議した結果、原案通り承認可決した。また任期満了に伴う役員改選では22名の理事を選出し、その後の臨時理事会で三井崇裕理事を会長に再選した。総会後には懇親会が開かれ、地域廃棄物適正処理議員連盟から会長の石破茂自民党幹事長など多数の国会議員、代理秘書、さらに関係省幹部が出席した。

平成25年度事業計画を承認
総会は午後1時半、社員・オブザーバー250名の出席を得て開かれた。はじめに今回新たに制作した全清連の連合会旗が、満場の拍手のなか入場。その後、三井会長のあいさつののち総会審議に移った。第1号議案平成24年度事業報告〜第5号議案定款の一部改訂を満場一致で原案通り承認した。第6号議案では、任期満了に伴う役員の選任について審議し、理事22名、監事2名を選出。続けて開かれた臨時理事会で三井崇裕理事を会長、副会長には西山末生理事、野々村清理事、大前清彦理事、大月伸一理事の4名を選任した。
総会後は環境省リサイクル推進室の永島徹也室長が「循環型社会の形成に向けて」と題して、4月1日から施行された小型家電リサイクル法の概要や、25年度に見直しが予定されている容器包装リサイクル制度の状況について説明した。
午後5時から開かれた懇親会では、地域廃棄物適正処理推進議員連盟から会長の石破茂自民党幹事長、副会長の竹本直一自民党衆議院議員および斉藤鉄夫公明党幹事長代行、事務局長の野田聖子自民党総務会長ら多数の国会議員が出席し祝辞を述べた。
なお、全清連の平成25年度事業計画は、次の6項目が柱。@廃棄物・リサイクル制度に関する対策活動、A地方における地域生活環境保全、公衆衛生確保向上のための対策活動、B全清連の組織充実強化と団体会員拡大のための活動、C地域廃棄物適正処理推進議員連盟との連携強化ならびに支援強化のための活動、D会員の啓発ならびに広報のための活動、E東日本大震災被災地への支援の取り組みについて。

三井会長のあいさつ
 〜経済性優先した規制緩和の断固阻止へ〜
通算でいえば今回が第15回目の総会になります。これも会員の皆さん方のあついご支持、ご支援のたまものだと深く感謝申し上げます。
さて、私どもの命綱であります廃掃法の定義・区分見直しの問題がございます。今回の小型家電リサイクル法においても、区分のところに抵触する論点があり、環境省、経産省に対して厳しく問題点を指摘いたしました。4月1日に施行の予定でしたが、私どもは2月時点の内容では了承できないと申し上げ、議員連盟にもご相談しながら協議を重ね、2月末ギリギリに区分のあいまい化に歯止めをかけることができました。
また、今年度は容リ法と、食リ法の見直し時期にあたります。ここでも規模の経済と効率化を優先させて、環境保全をないがしろにし、中小企業を破綻に追いやってもかまわないという論点が出てきています。
容リ法は環境省と経産省の審議会の合同会合で審議する仕組みになっているのですが、今回は、これに規制改革会議が介入して、循環基本法を無視した規制撤廃を要求してきました。私どもは、この極めて乱暴かつ傲慢な規制撤廃要求に対しても敢然と抵抗を始めたところです。
このように、廃掃法の定義・区分に係る規制緩和の動きは、全清連結成以来この15年間、ずっと続いてきているといっても過言ではありません。もしこの動きを許していくと、一般廃棄物収集運搬業の許可は、存在そのものが失われることになります。全国で約2万1000社の委託・許可の一廃業者がおりますが、そのほとんどが業の喪失という危機に直面していると言わざるを得ません。そういうことからすれば、私どもの全清連という組織は、非常に重要かつ大切な組織といえるのではないでしょうか。
私どもには議員連盟があります。昨年12月の総選挙の結果を経て、現在では衆議院で28名、参議院で13名、総勢41名という大きな存在になっていただいております。そして新しい三役として、議連会長には石破茂自民党幹事長、副会長には公明党の斉藤鉄夫幹事長代行、自民党の竹本直一大阪府連会長、事務局長には自民党総務会長の野田聖子先生にご就任いただきました。まさしく本当に強力な議員連盟といえます。
この議員連盟にバックアップしていただいていることを考えますと、今までの全清連からさらに一段も二段も、活動のステージをステップアップできているという感を強くしています。
また今回は、新たに連合会旗をつくらせていただきました。これも全清連が着実に前進し、全国団体らしく堂々と闘っていく力を蓄えてきた証として、私は受け止めております。
会員の皆さんの一層のご理解・ご協力をお願いする次第です。

(詳細については全清連ニュース第67号をご覧ください)

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