寺田 稔 政経セミナー
衆議院総選挙の昂揚感が冷めやらぬなか、自民党・寺田稔衆議院議員の政経セミナーが12月16日、午前11時30分より千代田区永田町のザ・キャピトルホテル東急で開かれた。寺田議員は今回の選挙で圧倒的な支持を得て当選し、第4期目をスタートさせた。その奥様は1957年に宏池会を創設した池田勇人自民党総裁のお孫にあたる方。寺田議員は保守本流である宏池会の流れを受け継ぐ。会場には地方創生担当の石破茂大臣のほか、宏池会所属の多数の重鎮がお祝いに駆けつけた。
祝辞のトップは望月義夫環境大臣。「我々、いろんな人を見ていますが、寺田先生は将来、自民党を仕切るような人、価値のある人だなあとそう感じました」と述べた。つづいて宏池会会長の岸田外務大臣は「私たち宏池会にとりまして、寺田そして池田というお名前は特別な存在であります」と前置きし、「来年は池田勇人総理が亡くなられて50年という節目の年を迎えます。この大きな節目を迎えられる寺田先生に、大きな飛躍を期待します」と激励。河村建夫衆議院議員、宏池会座長の林芳正参議院議員、公明党からは斎藤鉄夫幹事長代行が駆けつけあいさつが続く。石破茂地方創生担当大臣は、地方創生はまさに正念場であるとし、「経済の成長と納税者の利益、これをいかに両立させるかということは多分、政治家にとって一番難しい課題なのだろうと思っております。そういう能力において、寺田先生に優る方はあまり見たことがありません」と評した。宏池会の古賀誠名誉会長は若干の私事ですがと断りつつ、自身の「33年間の議員活動の中で最も尊敬し、最も薫陶を受けたのは池田行彦先生でございました」「池田行彦先生の地盤から寺田稔さんにしっかりとバトンタッチができた。このことを一番喜んでいるのは行彦先生だと思います」と心にしみる祝辞を述べた。
多くの祝辞を受けて寺田議員が御礼のあいさつ。「ちょうど今年は私にとりましても政治活動を開始して丸10年が経ちます。来年は池田勇人物故50周年という節目の年を迎えるわけです。多くの皆様にお支えいただきこうした政治活動ができますことは本当に幸せなことと実感しております」と語り、「今後とも粉骨砕身、全力で政治活動にまい進し、私のキャッチフレーズである『信頼と実行の政治』を目指していきます。地方創生、また経済の活性化、そして国の正しいかたちづくりに向けて頑張っていく決意でございます」と述べると会場は万雷の拍手。
このあと寺田稔東京後援会の保田会長の発声により乾杯が行われ、出席者一同寺田議員の今後の飛躍を祈念した。

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